LANDSCAPE ランドスケープ
街に変化をもたらしたランドスケープデザイン。
数多の景観設計において大いなる可能性を秘めた素材として捉えられたこの地は、新宿中央公園の広大な緑と神田川の潤いが近接する、結節点としての価値が見出されています。この恵まれた立地に「結いの森」が構築されたことで、東側の緑と西側の水辺を繋ぐ新たな生態系ネットワークが形成されています。潜在自然植生に基づく樹々が立ち並ぶ森の中には、憩いの場としての広場や緑の回廊、かつての風景を彷彿とさせる水盤が設けられ、地域に開かれた公開空地として、歩む人々の日常風景を美しく一変させています。西新宿五丁目エリアの先陣を切って誕生した『ザ・パークハウス西新宿タワー60』のランドスケープには、周辺再開発の道標として、街の価値を高め続ける可能性が秘められています。
暮らしと自然、そして地域の未来へとつながる「結いの森」
新宿中央公園を中心とした緑のネットワークに新たな潤いをもたらす約1,900㎡の「結いの森」は、地域に開かれた公開空地として、安らぎの場とともに災害時の防災拠点としての機能が備えられています。在来種を中心とした植栽計画により、地域の生態系と調和する自然環境が整備されており、日々の暮らしの中で自然と触れ合い、人々の心が結ばれる新しいかたちのコミュニティ空間が構築されています。再開発が進む住街区のシンボルとして、地域の自然と共生する持続可能な住環境が体現されています。
都市の記憶と野生が共鳴する、生命のネットワーク
「結いの森」の構築に先立つ生態調査では、約80,000㎡の新宿中央公園を中心に、渡り鳥のキビタキやセンダイムシクイが飛来する豊かな自然環境が確認されています。神社や街路樹の緑を伝い移動する蝶やトンボ、そして神田川を通り道とするカルガモやシジュウカラなど、多様な生命が息づく生態系ネットワークの存在が見出されました。こうした西新宿固有の自然環境と呼応するように計画された『ザ・パークハウス西新宿タワー60』の植栽は、都市と野生が共生し、日々の暮らしに潤いをもたらす次代の住環境として体現されています。
鳥や蝶を呼び寄せる工夫
「結いの森」においては、西新宿の既存の緑を繋ぎ、鳥や蝶を招き入れるための緻密な樹種選定が行われています。神田川の桜並木と呼応するヤマザクラの配植や、ナミアゲハなどの飛来を促すキンカンの採用、さらにメジロが好む実をつけるムラサキシキブといった、生命を呼び寄せるための多角的な仕掛けが施されています。また「四季の泉」には、野鳥が水浴びを楽しめるよう随所に浅瀬が設けられた環境が整備されており、都市の喧騒を忘れさせる豊かな自然の営みを身近に享受できる設計が採用されています。
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